社内のSlackでGPTのAPIを実行するボットを動かしている

社内のSlackでGPTのAPIを実行するボットを動かしている

もう世の中で多く動いていると思うけど、自社でも動かしている。なんでわざわざSlackで動かすのかというと、2つのメリットがある。

  1. 普段のコミュニケーションを取っているツール上で完結することで、コンテキストをそのまま持ち込める
  2. 社内のAIにまだ関心がないメンバーに興味を持ってもらいやすくなるかもしれない

  1. についてはいま時点の実装としてはメッセージのショートカットとメンションで利用できるようにしている。こうすることで、Slackからの転記のような二度手間がないし、応答を即時共有できるのがメリットだ。

会話のコンテキストを持っていくのは以前、たなけんのやつでキャプチャがある。

気をつけなければ行けないのは、APIで投稿された情報はクラウドに保存されるので、顧客の個人情報などをクエリしないというのは組織で徹底する必要がある。

2.については、GPT X の誕生で、これからのWEBやあらゆる業界の働き方は大きく変化する可能性がそれなりにあると思っていて、会社組織が個の集合体である以上、個々人の認知や取り組みが大きく今後の業績や社のあり方に関係すると僕は思っていて、そういう意味でメンバーのタッチポイントを増やす初手としてこれをやった。

導入して、遊びのように使っている人もいるし、仕事のちょっとした困りごとを生成AIで解決している人も散見されるので、導入コストに見合うバリューがすぐ出るのでおすすめです。

ソースはここにあります。


https://github.com/pyama86/slack-gpt
6 forks.
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