アナリティクスで効果測定

アナリティクスで効果測定

どもー、やましもです。
今日は昨夜の二日酔いを乗り越え、朝から美容室に行って、
天神ぷらぷらしてまいりました。
今週は三連休なのに台風という事もあって、
そんなに人はごった返していないようです。
いうても、12時頃はランチは並ばずには食べれない感じでしたけど・・・
さて、今日はWEBサービスにおいて手軽に効果測定が出来るGoogle Analyticsの話を。

Google Analytics

\"googleanalytics-setup\"

Google AnalytycsというのはGoogleが提供している無料のアクセス解析ツールで、
基本的にはサイトのヘッダーにJSを仕込んでおけば、このような画面で自サイトの
アクセス解析を行うことが出来ます。

\"キャプチャ\"

そんなアナリティクスの特徴とも言える一つの機能として、目標設定という機能があります。 これは例えばECサイトで目標とするのであれば、

  1. 商品を選択する
  2. 買い物かごに入れる
  3. 決済する

お客様に決済していただくことで初めて売上となることから、
決済完了画面が表示されることが目標となります。
URL遷移的にはこんなかんじでしょうか。

  1. /product/goodsA.html(商品ページ)
  2. /cart/confirm.html(買い物カゴ確認ページ)
  3. /payment/thnks.html(決済完了ページ)

このURL遷移を1つの目標として設定して、
この目標を達成したのが全セッションの何%なのか?
目標に到達するフローはどうだったか?
目標未達の場合どこにトラフィックが流れるかなどを
追いかけることが出来ます。

エンジニアとしてどう使うか

ここまでの話だと、Google Analyticsを使うのはディレクターや
サイト運営者だけなのかなんて思えたりしますよね。
そんなことはなくってエンジニアこそもっと積極的に使うべきだと
思っています。
エンジニアは日々サービスの改善、新サービスの開発をやるわけで、
そのうち自分の打った施策、行った改修が本当に効果が出ているのか?というのを
把握する手段として非常に有効であるからです。

もちろん、売上の金額ベースだけで考えることもあると思います。
しかし、売上が上がるための要因を分析するためには
何らかの指標が必要です。

  • 検索速度が上がる → 画面を閉じて直帰される可能性が減る → 売上が上がる
  • サイトデザインがかっこよくなる → ついついクリックしてしまいPVが上がる → 売上が上がる
  • メニューの配置が変わる → お客様が操作しやすくなる → お客様が満足する → 解約率が下がる → 売上が上がる

やってみる

じゃあどうやるんだって話。
今回の例としてはヘッダ画像が押された回数をカウント出来るようにしたいと思います。

手順

  1. アナリティクスにログイン
  2. 画面上のアナリティクス設定を選択
  3. 目標を選択
  4. 赤いボタンの新しい目標を選択

\"キャプチャ\"

するとこんな画面が表示されますね。

\"カスタム設定\"

ここはカスタム設定を選んでいきましょう。

次に目標の説明を入力していきます。

\"目標設定\"

次に目標の詳細。
ここは具体的にどういったイベントを条件にしますかという設定です。
今回はこの記事左上にあるトップ画像が押されたことをカウントしたいので、

このイベントを捉えるためにリンクのHTMLのonclick属性に下記のコードを追加していきます。

 onclick="ga('send', 'event', 'link', 'click', 'topbanner');"

引数の簡単な説明

属性
send コマンド名
event ヒットタイプ
link カテゴリー
click アクション
topbanner ラベル

詳細はこの辺を参照して下さい。

動作確認はアナリティクスの[リアルタイム] – [イベント]から確認することが出来ます。

いよいよ動作確認ができたら、詳細を入力して完了です。

\"目標の詳細\"
今回の例で出来るようになったことは全セッションでどのくらいトップ画像をクリックされたかといったどうしようもないことですが、URLの遷移を目標にすること(先のECの例ですね)など条件色々かけるので効果測定に使わない手は無いですね。
自分のやったことが数値化されるので何となくやりきった感の撲滅に励みましょう。

それでは、このへんで。
良い週末を♡

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