Wakerを利用してSlackからページングできるようにした
こんばんは。明日僕は下記のイベントに参加する予定なのですが、観光を兼ねて昨日と今日は有給をとって鹿児島でのんびりしていました。
ただ、のんびりしていながらも、誰から呼ばれているわけでもないのでちょこちょこSlack.appを開いてしまう。そう、開いてしまうのだ。飯を食ってるとき、ちょっとした待ち時間、歩きながらetc.
多分僕そんなにレスポンスタイム変わらないから同僚も僕が休みなのかどうなのかわからんこと多いと思うので、それはこういう感じでDisplayNameで工夫はしている。
しかし、休みなのにSlackを見続けてしまう、それはなんか別の対策が必要になるので、僕は定期的にスマホからSlackを消している。
ただこれも一つ個人的な心情でどうかと思うところがあり、僕は台数ベースだと事業のあれこれを除くと、多分ペパボで一番基盤システムに関わるサーバのメンテナンスを行っている人間で、数百台のサーバを管理している。そしてそのすべての運用がドキュメント化されているかというとそうでもない。
つまり、どうしても僕しかわからんことがある状況で、休みだからといって一切のあれこれを放棄するのはそれはどうなんだ?と個人的な正義で思うところがある。ペパボはSlackのプロフィールに連絡のつく電話番号を記載するというルールがあるので、最悪電話かければいいんだけど、なんかそれももうちょっとシュッとやりたいと思う気持ちがあって、今回WakerとSlackのOutgoing Webhookを利用して、ページングできるようにした。
Webhookの設定はこんな感じ。
後藤さんである必要はなかったのですが、なんか後藤さんが僕に助けを求めてる風のほうがテンションが上がるので、このようなトリガーワードにしてみました。URLにはトピックのWebHookURLをWakerで確認して設定します。
Wakerでは大和田トピックにエスカレが来たら、僕にページングされるように設定します。
この状態でSlackで発言してみます。
Waker上もインシデントが発生しました。
その後、僕の携帯電話の番号にTwilioから電話がかかってきて無事エスカレを受けることができました。
最後に
SlackをトリガーにすることでWakerの用途がもう一歩広がるのではないかと思います。単純にカスタマーサービスのあれこれでもいいでしょうし、誰かに助けを求めたいときのインターフェースが統一されてるのは結構便利なんじゃないかなと思って実装してみました。Wakerもう少しユーザー増えるならUI頑張ろうと思うので、感想などいただけると嬉しいです。